肩の腱板に沈着したリン酸カルシウムによって急性炎症を生じることにより激痛となります。このリン酸カルシウムの結晶が関節包を裏打ちする滑膜を強烈に刺激してしまい、酷い場合は滑液包を突き破り腕は全く動かすことが出来なくなります。痛みが強い理由は雪や塩の結晶を思い浮かべてほしい。周りが不規則に鋭い棘をしている為、異物の存在のみならず鋭い痛みが理解できる。今まではコルチステロイド注射による治療が主でしたがここ最近、衝撃波による痛みの軽減と除痛の持続力が保存治療では優れていることが確認されている。(衝撃波治療参照)
ここで評価できることは筋を脆弱化させることなく痛みをとり、石灰も破壊できる事です。